top of page

​「からゆきさんからの伝言」公式ブログ

「からゆきさん」に関する、あらゆる情報を更新します。

 からゆきさん関連書籍本、映画、ゆかりの地、また個々のからゆきさんに

​ ついても、書いて参ります。どうぞ、宜しくお願い致します。

  • 執筆者の写真: 継田恵美
    継田恵美
  • 2020年12月24日
  • 読了時間: 3分

今日は12月24日。クリスマス・イヴ。

私も含め皆様も、去年の今頃はこんな状況になっているとは想像していなかったと思います。まさか自分が生きている間に感染症の蔓延が実際に起きるとは思わなかったと。

思い返すと今年2月。天草に調査取材にお伺い致しました。 それでも、「行って良いものかどうか。」と思案していましたが「大丈夫。いらっしゃい。」と訪問予定先の方に言って頂きそれは実現し、大変実り多い取材ができました。

さてそれから、状況は今や第三波と言われ、先日も地方の方に「東京は大変だね!」と

ご心配頂きその地域でも様々なことが中止や停滞気味であることを伺いました。

東京だけではない。天草を含め日本のどこでもそうです。

「ごめんね。今はいらっしゃいと言ってあげられない。」

「今は来ないでね。」

電話でのやり取りの中に込められたメッセージを胸の中で反芻します。 それぞれの事情。深く聞かなくても噛み含めております。

一方で、緊急事態宣言が発出されて以降、こういった状況だということを汲んで頂き、

電話での取材また質問において、本当はお忙しい日常であるにもかかわらず、とても丁寧に

そして熱くご対応下さる皆様に、感激と感謝をしています。 「本当はね、見せてやりたいよ!」「連れて行ってあげたいんだけどね。」と。 またこれまでに会った方だけでなく、そこから別の方をご紹介頂いたり更に貴重な調査協力を頂くなど、このコロナ禍で取材に行かれない私を支援して下さるという展開もありました。親身なご対応。本当に有難いことです。 「〇〇さんに、あんたのこと頼んでおいたよ。」と。 なぜか・・・と考えたとき、それは故郷を思う心。郷土愛からなのだろうと思います。 そして本当に皆様お心が温かい。折に触れ私はそれを思います。 「のさる」という天草弁があります。最初全く意味が分かりませんでした。 土地の方に聞いたところ「天からの恵み。授かりもの」という意味だと教わりました。 なんと可愛らしく穏やかな優しい響きでしょう。 コロナウィルス感染症で普通に会える人とも会えなくなった。行動に制限が掛かった。 我慢することが多くなった。けれども・・・と私は思います。 こういう非常時だからこそ、人の温かさに触れることもまたあるのです。 もしかしたらコロナ禍でなければ気づけなかったかもしれません。 離れていても、実際に会って話ができない状況でも、人によっては私と会ったこともないのに、「代わりに調べてあげる。何かわかったら連絡するから。」と言いその言葉通りに連絡して下さる方もいる。有難いご縁であり温かさを感じます。 これは私にとって「のさる」です。(使い方が間違っていたらすみません。) 今は東京で出来ることをしています。新たな資料を探したり、これまで集めた本や資料を読み返す作業をしています。遅々とした進みではありますがそれはゼロではありません。 東京で調べられたことをご当地に還元し、喜ばれることも実際ありました。 こうして天草や島原の皆様との交流が続いています。 この状況から日本が、世界が脱して、あのコロナ蔓延前の日常に戻れますように。 クリスマス・イヴに祈ります。

#からゆき #天草 #島原


 
 
 
  • 執筆者の写真: 継田恵美
    継田恵美
  • 2020年8月14日
  • 読了時間: 1分

父、そして祖父からその後に繋がる洞察力、人や物に対する慈しみ方が教えるともなく引き継がれていたこと。それは、「教育」と名のつかない英才教育そのものの様に思う。 エピソードを幾つか。これは私が忘れないためにここに書いておきたいと思います。


溝の穴からカニが出てくる。ヨモギの葉をもんでそれを糸にくくって穴の入口にさげているとカニが出てきてハサミではさむ。釣りあげて遊んでいた時のこと。

祖父は「釣る事には賛成」だけれども「カニをいじめるなよ。夜、耳を挟みに来るぞ。」という。そのカニのハサミをもぎ取ると、「ハサミはカニの手じゃけぇ。手がないと物が食えん。ハサミはもぐなよ。」と戒める。「カニと遊んだらまた元へ戻してやれ。遊んでくれんようになるけぇのう。」と。そして常一少年はカニと友達になった。


行間を読む、ページとページから繰り出されるのは、古き良き日本、古き良き家族の風景。 こうして脈々と受け継がれた感性は、宮本常一の仕事に見事に反映されているように思う。 人、モノと接するとき、話を聞く姿勢。そういう教科書にならないものを宮本常一の姿勢から感じている。 続けて、彼の書いたものや、膨大な数に上ったという写真を愛でてみたい。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 継田恵美
    継田恵美
  • 2020年8月8日
  • 読了時間: 1分

東京都知事が「いつもと違う夏」と表現しておられましたが、コロナ禍、2020年の夏を皆様いかがお過ごしでしょうか。 私は、取材で録音した音源を聞きながら、文字起こしをしたり、資料本と史実を付け合わせたりして過ごしています。 あの頃はまだ、取材で地方に伺うことができたのに!という思いがにじみます。 そして、本当ならお目に掛かって追加でお話を聞きたいところだったり、写真を撮りたい気持ちに捕らわれながら、データを見直したり聞いています。 「あぁ、あの時はこんなだったなー。」と思い出したりする作業に感傷的になります。 ご縁を頂いた皆様、お変わりないでしょうか。皆様のご健勝をひたすら祈ります。

そして、次にまた取材に行けるのはいつになることなのか。

期待を込めて、年が明けたら!と想像してみますが、どうなることでしょうか。 天候不順な日もありますことから、皆様、暑さに負けずお健やかにお過ごしください。

 
 
 

「からゆきさんからの伝言」~からゆきさんを忘れない交流サイト

                         ©2018 emi tsugita

bottom of page