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​「からゆきさんからの伝言」公式ブログ

「からゆきさん」に関する、あらゆる情報を更新します。

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  • 執筆者の写真: 継田恵美
    継田恵美
  • 2021年5月18日
  • 読了時間: 1分

令和3年5月。東京オリンピックの開催やコロナワクチンについて連日報道されています。 コロナ収束には程遠いという印象を受けています。

それはもしかしたら、緊急事態宣言が延長になっている東京にいるからかもしれません。 一方、地方に目を向けても、次第次第に感染が広がり、緊急事態宣言の発出される道府県が増えて行っています。私が調査で伺うことが多い熊本県もです。

お世話になった皆さんの顔が目に浮かびます。

ご高齢の方々も大変多かったので、体調が心配でもあります。 会えない間に亡くなられてしまった大切な方へのお参りも叶わぬままです。

今、東京から地方へ、県をまたいで移動することはとてもできません。

ご迷惑をおかけしない様にと自粛しています。

自宅にいる時間が大変多くなる中、資料を再読したり新たな資料を探す毎日です。

読み返す資料に、行間に、何か一つでも学びがあればと思っています。

どうぞ、皆様お健やかにお過ごしください。



 
 
 
  • 執筆者の写真: 継田恵美
    継田恵美
  • 2021年1月15日
  • 読了時間: 2分

皆様、新年を迎えいかがお過ごしでしょうか。

昨年来、新型コロナウィルスの感染拡大により、暮らしのみならず様々な影響が及んでいます。自分の居住する地域から他地域への往来を自粛している方がほとんどかと思います。

思い返すと昨年2月上旬、念願だった天草への再取材を果たすことができ、一年後の今、

このような深刻な状況になって二度目の緊急事態宣言が発出されていることなど想像もできませんでした。それは誰しも同じ思いだと思い至ります。


年明け、天草の何人かの方とお話をする機会がありました。例年にない寒さに見舞われ、滅多に降らない雪が降ったこと。またご当地でのコロナ対応なども伺いました。

天草弁が耳に、心に、ほんわりと温かい。

会いたいな…。お目に掛かりたいな…。と、電話の最中、何度そう思ったことでしょう。

今は我慢の時。私だけではなく、迎えて頂く天草の皆さんからも「もうちょっと待ってね。安心して会える時までね。」とお声掛けを頂きます。 思いは募りますが、コロナが収束するときまでは電話やお手紙で交流をさせて頂こうと思っています。今できることを模索し、それを重ねて参ります。 新しい年が、皆様にとって良い年になりますように。 そして一日も早く、このコロナ感染症が収束しますように。

今年もまた、宜しくお願い致します。


 
 
 
  • 執筆者の写真: 継田恵美
    継田恵美
  • 2020年12月24日
  • 読了時間: 3分

今日は12月24日。クリスマス・イヴ。

私も含め皆様も、去年の今頃はこんな状況になっているとは想像していなかったと思います。まさか自分が生きている間に感染症の蔓延が実際に起きるとは思わなかったと。

思い返すと今年2月。天草に調査取材にお伺い致しました。 それでも、「行って良いものかどうか。」と思案していましたが「大丈夫。いらっしゃい。」と訪問予定先の方に言って頂きそれは実現し、大変実り多い取材ができました。

さてそれから、状況は今や第三波と言われ、先日も地方の方に「東京は大変だね!」と

ご心配頂きその地域でも様々なことが中止や停滞気味であることを伺いました。

東京だけではない。天草を含め日本のどこでもそうです。

「ごめんね。今はいらっしゃいと言ってあげられない。」

「今は来ないでね。」

電話でのやり取りの中に込められたメッセージを胸の中で反芻します。 それぞれの事情。深く聞かなくても噛み含めております。

一方で、緊急事態宣言が発出されて以降、こういった状況だということを汲んで頂き、

電話での取材また質問において、本当はお忙しい日常であるにもかかわらず、とても丁寧に

そして熱くご対応下さる皆様に、感激と感謝をしています。 「本当はね、見せてやりたいよ!」「連れて行ってあげたいんだけどね。」と。 またこれまでに会った方だけでなく、そこから別の方をご紹介頂いたり更に貴重な調査協力を頂くなど、このコロナ禍で取材に行かれない私を支援して下さるという展開もありました。親身なご対応。本当に有難いことです。 「〇〇さんに、あんたのこと頼んでおいたよ。」と。 なぜか・・・と考えたとき、それは故郷を思う心。郷土愛からなのだろうと思います。 そして本当に皆様お心が温かい。折に触れ私はそれを思います。 「のさる」という天草弁があります。最初全く意味が分かりませんでした。 土地の方に聞いたところ「天からの恵み。授かりもの」という意味だと教わりました。 なんと可愛らしく穏やかな優しい響きでしょう。 コロナウィルス感染症で普通に会える人とも会えなくなった。行動に制限が掛かった。 我慢することが多くなった。けれども・・・と私は思います。 こういう非常時だからこそ、人の温かさに触れることもまたあるのです。 もしかしたらコロナ禍でなければ気づけなかったかもしれません。 離れていても、実際に会って話ができない状況でも、人によっては私と会ったこともないのに、「代わりに調べてあげる。何かわかったら連絡するから。」と言いその言葉通りに連絡して下さる方もいる。有難いご縁であり温かさを感じます。 これは私にとって「のさる」です。(使い方が間違っていたらすみません。) 今は東京で出来ることをしています。新たな資料を探したり、これまで集めた本や資料を読み返す作業をしています。遅々とした進みではありますがそれはゼロではありません。 東京で調べられたことをご当地に還元し、喜ばれることも実際ありました。 こうして天草や島原の皆様との交流が続いています。 この状況から日本が、世界が脱して、あのコロナ蔓延前の日常に戻れますように。 クリスマス・イヴに祈ります。

#からゆき #天草 #島原


 
 
 

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